About Us
ご挨拶
株式会社 リーフ・ラボは、長年にわたる千葉大学やNPO植物工場研究会の知見やノウハウをベースにして、植物工場における種々の課題をこれまでとは異なる育種技術を活用して解決することを目指して、2020年5月に千葉大学発のベンチャー企業としてスタートしたばかりの会社です。人工光型植物工場技術や精密環境制御技術を積極的に活用した高速育種システムを用いて、新品種開発に要する期間やコストを大幅に縮減することが可能になりました。その結果、これまで困難であった専用品種のテイラーメイド育種を実現し、植物工場の生産コストの革新的低減が可能な品種の開発・販売ができるようになりました。当面はレタス品種の開発を中心に事業を進めますが、植物工場業界の更なる発展や安心・安全で持続可能な食料生産への貢献を目指します。
代表取締役 丸尾 達
企業理念
「顧客志向」「テクノロジー」「チャレンジ」 「チームワーク」の信念を持って
植物工場とコラボし 安心安全で持続可能な食料生産に貢献します
主な事業内容
- チップバーンの発生が少なく生育が良好なレタスの種子を提供します。
- 栽培環境が異なる個々の人工光型植物工場へ適するレタスの品種を選抜し提供致します。
- 季節により変動する太陽光型植物工場の栽培環境に適するレタスの品種を選抜し提供します。
- 栽培環境が異なる個々の植物工場に適するレタスの品種を開発し提供します(テイラーメイド品種)
- 提供する品種の性能が十分に発揮されるように、基礎的な研修や現場でのコンサルティングサービスを提供します。
沿革
2020年5月 | 株式会社リーフ・ラボ設立 代表取締役 山口利隆 |
2020年7月 | 千葉大学と共同研究契約締結 キャンパス内にて研究開始 |
2020年7月 | 代表取締役に丸尾達就任 |
2021年2月 | 「ひまわりベンチャー育成基金」の助成金と家賃補助金交付先として採択される |
2021年8月 | 「ちばぎん研究開発助成制度2021」に採択される |
2022年3月 | ウィキリーフW販売開始 |
会社概要
企業名 | 株式会社リーフ・ラボ |
所在地 | 千葉県 柏市若柴178番地4 KOIL6階 |
設立 | 2020年5月 |
資本金 | 97,125,000円 |
代表取締役 | 丸尾 達 |
常勤取締役 | 山口 利隆 |
営業時間 | 9時~17時30分 |
休日 | 土・日・祝日・年末年始・夏季休暇・年末年始休暇 |
チップレスシリーズ
チップレスシリーズとは?
(写真:赤丸の部分がチップバーン発生個所)
レタスの光合成速度を高めると、Ca不足による生理障害(チップバーン)が発生します。チップバーンが発生するとトリミング作業を行わなければならず、人件費や歩留まりに大きな影響を与えます。その為、多くの人工光型植物工場では、あえて光量を弱くするなどレタスの成長速度を抑えた環境に設定して栽培を行っています。しかし、チップレスシリーズはチップバーン耐性が極めて強い品種の為、光合成速度を高めた栽培が可能となり
①チップバーンの発生を抑えたまま収量を大幅に増や大型化(250g~300g)にすることが可能
②短期間でより早く生長
③トリミング不要で単位面積あたりの収量増で生産コストを低減し、経営収支に貢献や安心・安全で持続可能な食料生産へ貢献
に繋がります。
リーフ・ラボは選抜を短期間で行える高速育種技術を有し、植物工場向けのテイラーメイド育種を可能にしました。また、この高速育種技術は、気候変動、病害虫、消費者などの多様化した幅広いニーズに対応することが可能となります。また、栽培システム、栽培環境の異なる植物工場で既存の品種の中からベストな品種を見出すことは大変難しいです。リーフ・ラボでは、それぞれの植物工場にあった品種を、短期間で開発・提供することにより、経営収支・働き方に貢献します。
リーフ・ラボは選抜を短期間で行える高速育種技術を有し、植物工場向けのテイラーメイド育種。 植物工場は様々な要因によって工場そのものを最適化することが容易ではありません。 リーフ・ラボは豊富な経験と知識を基に、建屋・システムなどのハードの部分と、 栽培環境条件・栽培管理・培養液・培養液管理等のソフトの部分で、 植物工場としての最適化をはかり工場の経営収支に貢献できるようなコンサルティング事業を行っております。
会社法第440条3項の定めに基づき、貸借対照表を掲示しております。
決算公告